41号をもって、
「ダブルアーツ」が連載終了しました。
悪く言うならば…、打ち切りです。
この情報を知ったときは、本当に驚きましたね。
信じられない、というか信じたくありませんでした。
確かにここ最近の掲載位置を考えれば、決して予想できなかった結果ではありません。
ですが、最初の街を出るのに10週もかけたり、連載第1話以外で表紙を飾るなど、編集部の大きな期待をうかがわせる扱いが幾つかあったので、もしかしたら
何らかの配慮があるんじゃないかと、、、。
編集部は途中で考えを変えたんでしょうか?
しかし、それにしても判断があまりにも早すぎます。
せめて一年は連載させて欲しかった。
ただ新人作家でありながら、早々にSQでの読みきりが決定したのを見ると、期待は相変わらず大きいんでしょうけど…。
「…もちろん 二人一緒にですよね?」打ち切りによくある、俺たちの戦いはこれからだ!的な終わり方ではありましたが、予想以上に綺麗に終わらせてきましたね。
それが何よりの救いになった気がします。
確かにガゼルの真の目的、“彼女”の正体、ファランの過去などの伏線はまったくと言っていいほど回収されませんでしたが、それらをあえて描かずに
キリがエルーを助ける理由だけにスポットを当てたのは正解だったと思います。
てか、そもそも全部回収するなんて無理がありますし。
さて、最終話にして両想いであることが判明した2人。
エルーはともかく、キリはそんな素振りをほとんど見せていませんでした。
ですが、あくまでこの漫画は
エルーが旅を回想しながら書いているという形になっているので、当然と言えば当然ですよね。
この物語を語っている「今」でも、エルーはキリの想いに気づいていないということになっているようですし。
しかし、「今」のキリがどうしているのかが妙に気になる…。
うーん、コミックで何か加筆してくれることを期待しておきます。
最後に「ダブルアーツ」がなぜ打ち切られたのかを考えてみたんですが…、
「ジャンプだから」という理由を除くならば、やはり当初から感じていた
バトルに対する不安を完全に払拭できなかったのが、最大の原因だったのではないかと思います。
バトル描写慣れしてないであろう技術面の未熟さを、「手を繋いだまま」と「フレア」という奇抜な設定でカバーできればよかったんですが…。
「手を繋いだまま」という設定は終盤の“双戦舞”で半ば無理矢理に形にしただけですし、「フレア」に関して言えば、最後まで殆ど活かされることがありませんでした。
そもそも「フレア」は、キリとエルーの2人では効果を発揮しません。
元々、2人は手を繋いでいるのがデフォルトなわけですし。
そこで重要になる
“3人目”ですが、スイは基本的に単独で戦うのが好きなようですし、ファランは誰かの為には戦わないというスタンスでした。
マトモに活かしたバトルと言えば、スイ初登場のバトルぐらい。
そんな風だったから、徐々に「フレア」の印象が薄まっていったんですよね…。
とにかく、もっと設定を活かすバトル展開にするべきだったと思います。
打ち切られたことはとてもショックです。本当に。
しかし…、
『打ち切られたことがある』というのが、いつか大きな財産になる―――。 事実、打ち切りから大ヒット作を生んだ作家さんは多いです。
古味先生もその1人になれるよう、次回作に強く期待したいと思います。
是非、そのときは応援させていただきます。ありがとうございました!
◆参考記事
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今週の『ダブルアーツ』俺達の旅はこれからだエンド・・・次回作ホント期待してます⇒
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