DEATH NOTE - The Last cake - 第2部
前回の話へ
L(しかし…
一度「ケーキを食べる」と答えた相手から
ケーキを貰うのはより難しい…)
L、月の背中を見つめながら、親指を更に強く噛む。
DEATH NOTE - The Last cake - 第2部
L(なんとかしてあのケーキを渡すように誘導しなければ…
あの調べ物を終わらせるまで
もう30秒もかからない…
時間がない…
こうなったら―――)
L「月くん」
月「何?」
L「好きなんですか?」
月「え?」
月、パソコン画面から目を離し、竜崎を見る。
L(今 不自然でなく
夜神 月の食いつきそうな会話をし続け
その中からあのケーキを私に渡すように仕向ける
突破口を開くんだ
もう それしかない…
私ならできる)
L「ケーキのことですよ
月くん 甘いものそんなに好きでなかったですよね?」
月「ああ」
L「では どうしてケーキは好きなんですか?
…何か特別な理由でも?」
月「僕の母親はケーキ作るのが好きで
小さい頃からよく作ってくれてたからね」
L(………………
これだ…
これを利用するんだ)
L「な…なるほど 母親がケーキを作ってくれていた…
だから ケーキだけは好き…」
月「ああ」
L「月くん…」
L、人差し指を口に咥える。
月「?」
L「羨ましいです」
月「竜崎の母親はケーキとか作ってくれなかったのか?」
L「えっ…」
L(ここで沈黙して
間を溜める…)
月「竜崎?」
L、目を伏せる。
L「私の母親は…………
私が……私が3歳の頃に……………」
月「!………
わ 悪い 竜崎…
知らなかったんだ…竜崎の母親が………」
L「………………」
月「ほ ほら…
僕のケーキやるから元気出せよ」
月、ケーキをLに渡す。
L「………ありがとうございます」
L(やった…)
L、フォークを強く握り締める。
L ( 計 画 通 り )
続く―――。
L(しかし…
一度「ケーキを食べる」と答えた相手から
ケーキを貰うのはより難しい…)
L、月の背中を見つめながら、親指を更に強く噛む。
DEATH NOTE - The Last cake - 第2部
L(なんとかしてあのケーキを渡すように誘導しなければ…
あの調べ物を終わらせるまで
もう30秒もかからない…
時間がない…
こうなったら―――)
L「月くん」
月「何?」
L「好きなんですか?」
月「え?」
月、パソコン画面から目を離し、竜崎を見る。
L(今 不自然でなく
夜神 月の食いつきそうな会話をし続け
その中からあのケーキを私に渡すように仕向ける
突破口を開くんだ
もう それしかない…
私ならできる)
L「ケーキのことですよ
月くん 甘いものそんなに好きでなかったですよね?」
月「ああ」
L「では どうしてケーキは好きなんですか?
…何か特別な理由でも?」
月「僕の母親はケーキ作るのが好きで
小さい頃からよく作ってくれてたからね」
L(………………
これだ…
これを利用するんだ)
L「な…なるほど 母親がケーキを作ってくれていた…
だから ケーキだけは好き…」
月「ああ」
L「月くん…」
L、人差し指を口に咥える。
月「?」
L「羨ましいです」
月「竜崎の母親はケーキとか作ってくれなかったのか?」
L「えっ…」
L(ここで沈黙して
間を溜める…)
月「竜崎?」
L、目を伏せる。
L「私の母親は…………
私が……私が3歳の頃に……………」
月「!………
わ 悪い 竜崎…
知らなかったんだ…竜崎の母親が………」
L「………………」
月「ほ ほら…
僕のケーキやるから元気出せよ」
月、ケーキをLに渡す。
L「………ありがとうございます」
L(やった…)
L、フォークを強く握り締める。
L ( 計 画 通 り )
続く―――。
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