パンドラの箱。 - 未来日記 8巻 -
未来日記 (8) (角川コミックス・エース 129-13)
posted with amazlet at 09.05.27
えすの サカエ
角川グループパブリッシング
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余談なんですが、リアルの多忙の為に、現在は少年エースの購読停止しています。
一応、この巻に収録してある分までは読んではいたんですが、、、。
さて、今巻ついに我妻家の「三人目の死体」の正体が暴かれました。
正直言うと、その説を唱えてる人も実際いて、自分自身も決して可能性を考えなかったわけではないので、驚きはそこまで強くありませんでした。
ただ凄く気になるのは、その辻褄をどう合わせるのか?という点。
まず入れ替わったのなら、なぜ一度も周りにバレなかったのか?
仮に影の薄かった存在ならば大丈夫(でもないか)でしょうが、由乃は学校のアイドルだったわけですし。
その疑問を消すには…、やはり双子説?しかも一性卵とか。
そういえば、確か一性卵双生児ならDNAも同じなんですよね。
もしかして、その辺も関係してくるのかな?
あ、でも施設の先生は、「由乃には兄弟が居なかった」と証言してるんですよねー。
てかそもそも、その元(?)はどうなったんでしょうか?失踪扱い?
次にその入れ替わりはいつあったのか?
今巻の初めの回想シーン、あの時点ではまだ本物だったはずです。
過去の折檻に対しての反発で親を閉じ込め、結果的に死なせてしまったわけですし、時期的にも「両親が死んで一ヶ月」という説明も明記してありました。
では、どのタイミングで…?
うわー!なんか急激に未来日記分が不足してきました!!(笑
漫画喫茶で続きを読もうかなー?
さて、或が養護施設で手に入れた、あの木箱。
その中身が、これまで築き上げた雪輝と由乃の関係性、その基盤を一瞬にして破壊してしまいました。
あれはまさに、由乃にとって決して開けてはならない、「パンドラの箱」だったと言えるでしょう。
ただ神話によると、パンドラの箱から最後に出てきたのは“希望”だったと言われています。
どうか同じように、この物語の結末にも希望がありますように――…。
ちなみに初耳だったんですが、パンドラの箱には「予兆説」もあるようで。
つまり、残されていたのは未来を知る予知能力という…。
不思議な偶然ですねー(苦笑
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